0570055877はジャックスカードからの督促電話!無視するリスクと解決方法は?
2025年4月27日

「0570055877」という電話番号から着信があり、どこからの電話か分からず不安に感じていませんか?
また、「ジャックスカード 督促」というキーワードで検索された方は、ジャックスカードの支払いに心当たりがある、またはすでに遅れてしまっている状況かもしれません。
この記事では、0570055877からの電話の正体と 、ジャックスカードの支払いを滞納した場合に起こりうるリスク、そして、どうすればその問題を解決できるのかを詳しく解説します。
特に、自力での支払いが難しい場合に検討すべき「債務整理」と、そのために弁護士に相談することの重要性について、ソースに基づいて徹底的にご説明します。
0570055877はジャックスカードからの督促電話です
結論からお伝えすると、0570055877からの電話は、株式会社ジャックスのジャックスコンタクトセンターからの電話です。
この番号はジャックスカードの督促専用ダイヤルとして利用されています。
検索結果で「詐欺」や「迷惑電話」と表示されることがあるかもしれませんが、0570055877はジャックスカードの公式な電話番号であり、迷惑電話ではありません。
0570055877から電話がかかってくる理由は、ジャックスカードの利用料金が、毎月27日の引き落とし日までに支払えなかった可能性が高いためです。
つまり、支払いの遅れや滞納が発生している場合に、ジャックスカードから支払いに関する督促の連絡としてこの番号から電話がかかってくるのです。
0570055877からの電話の内容は、基本的に支払日の確認といった事務的なものです。
電話口でいきなり乱暴な言葉遣いをされたり、責められたりすることはまずありません。
この電話を無視し続けると、状況がどんどん悪化していく可能性があります。
0570055877からの着信に心当たりがある場合は、できるだけ早く対応するようにしましょう。
無視せず、一旦折り返し電話をして支払いの調整をすることが推奨されています。
株式会社ジャックスは、1954年6月設立の会社で、クレジット事業、カード・ペイメント事業、ファイナンス事業など様々な事業を行っています。
クレジットカード事業のほか、プリペイドカード事業、家賃保証サービス、オートローン、住宅ローン保証なども手掛けています。
ジャックスカードからの着信を無視してはいけない理由(滞納のリスク)
0570055877からのジャックスカードの督促電話を無視したり、支払いを滞納したまま放置したりすると、非常に大きなリスクが生じます。
そのまま無視し続けていると、以下のような様々な不都合が起こる可能性があります。
遅延損害金がどんどん膨らむ
自宅や勤務先に電話がかかってくる
ブラックリストに載る(信用情報に事故情報が登録される)
利用可能枠が制限され、最終的にカードが利用停止・強制解約される
利用残高の一括支払いを請求され る
訴訟を起こされる
給与や財産を差し押さえられる
その他の付帯サービス(ETCカードなど)が利用できなくなる
貯めていたポイントが失効する
催告書や訪問集金にか かる費用を請求される
それぞれの詳細を見ていきましょう。
1. 遅延損害金がどんどん膨らむ
ジャックスカードの支払いが遅れると、遅延損害金が発生します。
遅延損害金は、基本的に滞納1日目から発生します。遅延損害金は支払いが完了するまで続きます。
ジャックスカードの遅延損害金は、ショッピング利用分については年率14.6%、キャッシング利用分については年率20.0%となっています。
カード会社を含む貸金業者の場合、遅延損害金の上限利率は利息制限法で年20%と定められています。
このように、遅延損害金の利率は、通常の利息と比べると大変高いものとなっています。
遅延損害金は日割りで加算されていきます。
電話を無視し続けていると、知らないうちに遅延損害金がどんどん膨らんでしまい、気づいた時には返済総額が増えていることもあるため、注意が必要です。
滞納期間が長期間に及ぶと、損害遅延金が膨らみ、債務を支払うことができなくなってしまう可能性があるため、早めに解決策を見出さなければなりません。
遅延損害金の計算式は以下のとおりです。
遅延損害金 = 借入残高 × 遅延損害金(年率)÷ 365日 × 滞納日数 例えば、利用料金30万円、遅延損害金(年率)20.0%、滞納日数90日の場合、遅延損害金は約1万4,795円となります。
2. 自宅や勤務先に電話がかかってくる
督促の電話を無視し続けていると、自宅や勤務先に電話がかかってくる可能性があります。
まず利用者 本人の携帯電話に電話がかかってきますが、携帯電話がつながらなければ、家の固定電話や勤務先に電話を掛けられます。
貸金業法では、本人の借金に関する事実を他の人に話すことは禁じられているため、ジャックスカードの担当者は、本人以外に催促の内容を伝えることはありません。
しかし、電話を取った人が不審をもち、電話番号を調べるなどして事情を知ってしまう可能性もあります。
ジャックスカードから電話が来るということだけでも、不審に思われてしまうでしょう。
同居している家族が固定電話に出 て「あやしい電話だな」と感じれば、支払いの滞納がバレるきっかけになりかねません。
また、長期にわたって滞納し、本人の携帯・自宅の固定電話に連絡がつかない場合は、カード会社から勤務先に電話がかかってくる可能性もあります。
所属も名乗らない個人から会社の従業員に直接電話がかかってくるということ自体を不審に思われることが多いでしょう。
電話を取った会社の人に電話番号で検索をされ、滞納を知られる可能性もあります。
家族や会社の同僚に、借金をしていることがバレてしまう前に、自分からジャックスカードの催促電話に折り返して状況を伝えるようにしましょう。
3. ブラックリストに載る(信用情報に事故情報が登録される)
督促電話を無視し続けて滞納が3ヶ月以上または61日以上続くと、信用情報機関の信用情報に事故情報(「延滞」など)が登録されます。
これが、いわゆる「ブラックリストに載った」と呼ばれる状態です。
ブラックリストに載ると、その後の金融取引に重大な影響を及ぼします。具体的には、次のような影響が生じます。
各種ローンの審査に悪影響が出る(住宅ローン、車のローン、キャッシングなど、新たな借り入れができなくなる)
クレジットカードの新規契約や他のクレジットカードの利用ができなくなる
賃貸契約ができなくなる場合がある
携帯電話端末の分割購入ができなくなる場合がある
ローンや奨学金などの保証人になれない
信販系の家賃保証会社を利用できなくなる
一度信用情報に延滞情報が登録されてしまうと、全額完済したとしても、5年程度は影響が残ります。
5年は意外と長く、「あのときちゃんと返済していればよかった!」と後悔してしまう可能性が高いので、できればブラックリストに載る前に支払いをするようにしましょう。
日本の信用情報機関には、主に株式会社シー・アイ・シー(CIC)、株式会社日本信用情報機構(JICC)、全国銀行個人信用情報センター(KSC)の3つがあります。
これらの信用情報機関は情報交流を行っており、一つの会社への滞納で事故情報が登録されると、基本的にすべての金融機関・貸金業者にその事実がわかるということです。
4. 利用可能枠が制限され、最終的にカードが利用停止・強制解約される
ジャックスカードの返済が1日でも遅れると、一時的に利用停止になります。
利用停止は買い物やキャッシングなどすべてのカード機能に適用され、ETCカードなどの付帯サービスも使用できなくなります。
これにより日常生活に大きな支障が出る可能性があるため、期日内に支払うようにしましょう。
その後も支払いができない状態が続くと、約1か月の滞納で、カード契約は強制解約となる可能性があります。
一度強制解約となると、通常の支払い計画への復帰は困難になります。
5. 利用残高の一括支払いを請求される
滞納が続くと、ジャックスは滞納している利用額の一括支払いを求める旨の督促状(または催告書)を送付してきます。
滞納して3ヶ月ほどたつと一括支払いを求める督促状が届くことがあります。
また、ジャックスでは、20日程度の滞納で残債の一括請求に踏み切ることがあります。
この期間は比較的短いため、支払いの遅れが思わぬ事態を招く可能性があります。
このとき請求される金額には、滞納している金額、まだ支払期限が来ていない利用代金、未払いとなっている分割払い手数料、キャッシング利息、そして遅延損害金の全てが含まれます。
一括支払いを求められると、これらの全てを一括で支払うことを求められますので、大きな負担となります。
滞納が長期にわたった場合の督促状(催告書)は「内容証明郵便」で届くことがあります。
これは「無視すると裁判所に訴えますよ」という内容の最後の通告書です。
内容証明郵便は書留で送られてきますので、配達員が直接手渡しで配送し、受領のサインも必要になります。
そのため、同居している家族が手渡しで受け取ることとなり、これを見た家族にジャックスカードへの未払いがバレてしまう確率は高いといえます。
6. 訴訟を起こされる
督促を無視し続けた場合、ジャックス債権回収サービスが債権回収にあたります。
ジャックス債権回収サービスは法務大臣の許可を得ている正式な債権回収会社です。
滞納が3~6ヶ月以上の長期間にわたると 、カード会社などの債権者(お金を貸した側)は、滞納料金を回収するために裁判所に申立てを行う可能性があります。
滞納から3ヶ月以上経過で「催告書」が内容証明で郵送されます。
これは、最後の通告書で「無視すると裁判所に訴えますよ」という内容の書面です。
申立てがあると、まずは裁判所から「支払督促」という一括返済の請求が届きます。
これは「滞納している利用料金と遅延損害金を含めてすべてを一括で支払いなさい」と裁判所が通告するものです。
訴訟のほかに取られ得る法的手段としては、支払督促があります。
どちらの手続きでも、裁判所から訴状又は支払督促が送られてきます。
この状態になると、一人で解決するのは困難です。
訴状・支払督促が裁判所から送られてきた場合は、指定されている期限までに対応(答弁書の提出、異議申立てなど)を行う必要があります。
特に、支払督促の場合、最短4週間で差し押さえが行われ得る状態になってしまう可能性があります。
7. 給与や財産を差し押さえられる
支払督促の後でも支払いがなければ、債権者は訴訟を 起こします。
訴訟で債権者が勝訴した場合や、裁判で支払いを命じる判決が出た、支払督促に仮執行宣言が付けられて送達された後2週間異議を申し立てなかった、などの条件を満たすと、強制執行が行われ給料や預貯金、各種財産などが差し押さえられてしまいます。
差し押さえを受けると、不動産や動産などであれば強制的に売却され、得られたお金を、差し押さえの申立人であるジャックスカードに支払われてしまいます。
預貯金、給料などを差し押さえられた場合は、預貯金を引き出したり給料の一部を受け取ったりすることができなくなり、受け取れなくなった分をジャックスカードに回収されてしまいます。
預貯金が差し押さえられた場合、生活に影響が出るのは避けられないでしょう。
しかも、給料の差押えの際には勤務先に連絡されるため、長期にわたって支払いを滞納した事実は、確実に職場に知られてしまいます。
自営業者などで銀行から融資を受けている方にとっては、預貯金の差し押さえの際に銀行に連絡が行くことも、重大な不利益となる可能性があります。
差し押さえは裁判所の執行官によって行われ、債務者の意思に関係なく実施されます。
この段階では、債務者の基本的な生活維持に必要な最低限の財産以外が、強制的に換価される可能性があります。
8. その他の付帯サービス(ETCカードなど)が利用できなくなる
支払いの遅延によりカードが利用停止・強制解約されると、ETCカードのサービスも即時停止となります。
これは高速道路の利用に大きな影響を与え、特にビジネスや日常的に高速道路を使用する方には深刻な問題となります。
ETCカードの停止は、料金所での現金支払いを余儀なくされるだけでなく、ETC割引も受けられなくなることを意味します。
一度停止されたETCサービスの再開には、新規の審査が必要となります。
9. 貯めていたポイントが失効する
強制解約に伴い、それまで貯めてきたラブリィポイントは全て失効します。
このポイントは現金同様の価値を持つため、その損失は実質的な経済的損害となります。
ポイントの失効は即時的で、復元は不可能です。
特に高額のポイントを保有している場合、その損失は大きなものとなります。
10. 催告書や訪問集金にかかる費用を請求される
滞納が続くと、ジャックスは催告書の送付や債権回収会社による訪問集金といった対応を取ることがあります。
このような督促行為にかかる費用は、債務者負担となることが契約書に明記されています。
催告書1通につき1,000円程度、訪問集金1回につき3,000円程度の手数料が追加で請求されることがあります。
これらの費用は本来の借入金額や遅延損害金とは別に発生し、支払総額を増加させる要因となります。
0570055877から電話がかかってきた場合の対処法
0570055877からジャックスカードの督促電話がかかってきた場合の最も重要な対処法は、決して無視しないことです。
無視し続けると、前述のような深刻なリスクが現実のものとなってしまいます。
具体的な対処法としては、以下の点が挙げられます。
折り返し電話をして支払いの調整をする
指定された方法で支払いを済ませる
身に覚えがない場合は架空請求詐欺を疑い、正規の連絡先か確認する
NGな対応は避ける
1. 折り返し電話をして支払いの調整をする
ジャックスコンタクトセンターからの督促電話を無視するリスクはかなり大きいので、まずは折り返し電話をかけて支払い日の調整をしましょう。
0570055877はジャックス・コンタクトセンターにつながります(受付時間:9:45~18:10.平日)。
電話に出て、支払いの意志と支払いが遅れた理由を丁寧に説明し、具体的な支払い可能日を提示してください。
事情によっては、利用料金は分割払いやリボ払いに変更してくれる会社もあるようです。
ジャックス側も優しく丁寧に対応してくれるので、落ち着いて対応しましょう。
「うっかり引き落とし口座にお金を準備し忘れた」、「少し待ってもらえば支払えそう」 という場合であれば、支払い方法や支払額を相談しましょう。
1週間ほどであれば、基本的に待ってくれる可能性が高いです。
また、一括での返済が難しい場合、分割での支払いにも対応しています。
カード会社や利用している金融機関によっては、再引き落とし日までにお金を口座に入れておくことで対応可能なケースもあります。
2. 指定された方法で支払いを済ませる
引き落としができなかった場合は、ジャックス・コンタクトセンターに電話をして支払いができるかどうか、いつごろ支払えるかなどについて話をしましょう。
また、引落日から1週間程度経つと、自宅宛てに「お振込みのご案内」が送られてくる可能性があります(契約内容によっては、SMSで届く場合もあります)。
こうした案内が送られてきたら、その内容に従って、コンビニエンスストア又は金融機関(ゆうちょ銀行を除く)から支払いを済ませましょう。
支払いが遅れてしまった場合、最も迅速な対応は指定の金融機関やコンビニエンスストアでの支払いです。
ジャックスが指定する口座への振込や、コンビニでの支払いは24時間可能です。
支払い手続きの際は、必ず請求書や督促状に記載された支払い情報を正確に入力することが重要です。
これにより、支払いが確実に反映され、追加の遅延損害金の発生を最小限 に抑えることができます。
3. 身に覚えがない場合は架空請求詐欺を疑い、正規の連絡先か確認する
ジャックスカードを利用しておらず、請求がきたけれども身に覚えがない場合、架空請求詐欺である可能性があります。
0570055877は迷惑電話ではありませんが、念のため、まずは相手の番号などを確認し、ジャックスからのものであるかを確かめましょう。
ジャックスからの連絡であることの確認が取れない場合は、それ以上相手にせず、無視してしまいましょう。
誰かに相談したい場合は、警察の相談窓口(#9110)や消費者ホットライン(188)に相談してみてください。
「ジャックスカードは利用しているし、もしかして何かの間違いで未払いが発生したのではないか気になる」などという場合は、連絡があった番号に折り返すことはせず、ジャックスの公式サイトなどで正規のジャックス・コンタクトセンターの電話番号を確認し、自ら入力して問い合わせてみましょう。
ジャックスからは
0570-002277
0120-985-030
0570-055877
03-6629-6400
03-6757-3095
06-7166-9270
042-812-2142
042-812-1541
042-812-1543
06-4863-3141
0570-010317
042-812-1660
06-4863-3180
0800-7770604
03-6758-073
などの番号からSMSが送られてくる場合があります。
ソフトバンク回線の場合は、0032069000、+32(0)69000、251000のいずれかが表示されることがあります。
こうした正規の連絡手段があることも把握しておきましょう。
ジャックスカードをかたる不審な内容の電話・SMSなどには注意が必要です。
こうした連絡は詐欺の可能性があり、折り返したり、送られてきたリンクを開いてしまうと、個人情報が詐 欺業者に渡ってしまうかもしれません。
もし詐欺かどうかご自身で判断がつかない場合は、国民生活センターに相談してみましょう。
4. NGな対応は避ける
ジャックスカードから連絡が来たときに、絶対に行ってはいけないNGな対応があります。
他のクレジットカードやカードローンから借り入れをして支払いをすること
このように「借金を借金で返す」ことをしてしまうと、だんだん利息の高いところでしか借入れができなくなるなどして、どんどん利息が膨らんでしまう「自転車操業」に陥ってしまいます。
自転車操業は、返しても返しても借金が減らない借金地獄にもつながる大変危険なものです。
ジャックスカードへの支払いを他のカードローンなどからの借入れによって行うことは止めましょう。
給料のファクタリングをするのも別のトラブルになる可能性もあるためやめましょう。
開き直りや時間稼ぎをする
開き直りや時間稼ぎもおすすめできません。
いずれ法的な措置を取ることで請求を行ってくる可能性が高いため、時間がたっても解決するわけではありません。
連絡を無視する
「こうした対応をしていれば相手もあきらめるのではないか」「時間を稼いでいれば時効が成立するのではないか」とお思いになるかもしれませんが、それは大きな間違いです。
相手もクレジットカード事業を営む会社ですので、そのようなことで諦めたり、簡単に時効の成立を許したりすることはありません。
そのようなことをしているうちに、遅延損害金が増えていく、自宅や職場に連絡が行く、訴訟や差し押さえを行われる、といった事態になりかねません。
ジャックスカードからの連絡には、誠実に対応することをお勧めします。
支払いが難しい場合の対処法:債務整理の検討
上記の対処法を試みても、手元にお金が足りず、支払いが難しいという場合は、弁護士に相談して債務整理を検討することをお勧めします。
支払いの見通しが立たない場合、債務整理が適切な選択肢です。
自力で支払えないと思ったら、早めに弁護士に相談しましょう。
債務整理は、借金を減額・免除してもらうための交渉や手続きのことです。
一人で解決できない時は、弁護士や司法書士に相談し、債務整理の依頼をしましょう。
クレジットカードの支払いやカードローンの返済が難しくなってきた方は、一度弁護士に相談してみましょう。
早いうちに相談すれば、より自由度の高い手続で債務整理を行うことができ、生活への影響を抑えながら借金の負担を軽くすることができます。
おもに、任意整理・個人再生・自己破産といった種類があります。
それぞれにメリット・ デメリットが存在するので、専門家と相談しながら自分に合う方法で債務整理を進めましょう。
任意整理
裁判所を通すことなく、クレジットカード会社などの債権者と直接話し合い、借金の減額、支払期限の延長などを行って、返済負担を軽くしていく方法です。
おもに将来利息をカットします。
元本の支払いは必要ですが、利息や遅延損害金の減免交渉が可能です。
カット後の残債は3〜5年で返済するのが一般的です。
既存の債務を分割返済可能な金額に調整し、毎月の返済額を現実的な水準まで下げることができます。
他の2つの手続きほど大きく借金額を減らせるわけではありませんし、月々の返済を行っていけるだけの収入も必要になります。
住宅ローンやマイカーローンなど担保の付いた借金には手を付けないことができるため、自宅や車を失わずに済むことが多いです。
ただし、ジャックスカードへの未払いがあり、マイカーローンもジャックスで組んでいるという場合には、「マイカーローンの方は手を付けず、ジャックスカードの未払い分だけは任意整理する」ということは難しいため、車を引き上げられてしまう可能性が高くなります。
保証人が付いている借金や職場への借金、親族・友人などへの借金は返済し続けることができ、これらの人に任意整理をしたことも知られずに済む、といったメリットもあります。
手続き中は債権者からの取り立てが停止され、計画的な返済が可能となります。
個人再生
裁判所に申立てをして、法律に従って借金負担を減らしてもらう方法です。
借金を最大1/5〜1/10程 度に減額し、残債は3年(最長5年)で返済します。減額幅は借金額などにより異なり、最低でも100万円の返済義務は残ります。
住宅ローンなどの特定の債務を除外しつつ、他の借金を大幅に減額できる法的手続きです。定期的な収入があることが条件です。
自宅を残せる場合もあります。
財産を処分する必要も原則的にありません。
裁判所の管理下で返済計画を立て、認可を得て実行します。
どの借金も平等に扱わなければならず(住宅ローンを除く)、親族・知人・職場への借金、保証人や担保が付いた借金も減額の対象となるため、お金を貸してくれた人や保証人になってくれた人にも知られてしまい、迷惑をかけてしまう可能性があります。
車も、手放さなければならないことが多いです。
自己破産
裁判所に申立てをして、法律に従って借金負担を減らしてもらう方法です。
原則としてすべての借金が免除となります。
ただし、一定以上の価値がある財産は処分しなければなりません。
自宅や車などのめぼしい財産は処分しなければならない代わりに、借金は原則として全額免除となります。
返済が完全に困難な状況での最終的な解決手段です。
手続き中は財産の管理が制限され、免責後も一定期間は新規の借入れが制限されるなどの制約があります。
社会的な影響も大きいため、この選択は慎重に検討する必要があります。
どの借金も平等に扱わなければならず、親族・知人・職場への借金、保証人や担保が付いた借金も免除の対象となるため、お金を貸してくれた人や保証人になってくれた人にも知られてしまい、迷惑をかけてしまう可能性があります。
車も、手放さなければならないことが多いです。
任意整理、個人再生、自己破産といった債務整理の手続に要する費用や時間、労力は、任意整理の場合より個人再生・自己破産の方が多くなります。
債務整理に共通するデメリット
いずれの債務整理にも共通するデメリットとして、いわゆる「ブラックリスト」に載ってしまうことが挙げられます。
債務整理をすると、そのことが信用情報に登録されてしまうため、その後5~10年間はいわゆる「ブラックリスト」に載った状態に なってしまいます。
ただし、信用情報機関のうちのCICでは、任意整理については、延滞がなければ信用情報には登録されません。
しかし、ブラックリストに載ることの影響は、つまるところ「お金を借りられなくなる」ということになります。
これは、お金を借りないで生活する習慣を身に付けるためには、むしろ良いことであるともいえます。
上で解説したとおり、長期間滞納するといずれにせよブラックリスト入りは免れません。
支払いができずに時間が経過してしまうと、遅延損害金が増加し、自宅や職場に連絡が行き、一括請求され、訴訟や差し押さえを行われる といった事態になりかねません。
生活への影響がさらに大きくなる前に、早めに弁護士に相談して債務整理を行い、経済状態を立て直して新たなスタートを切ることを検討してみましょう。
時効の援用を検討する
ジャックスカードのようなクレジットカード会社からの借金の場合、支払期日から5年以上経過している場合は、時効が成立していないかどうかも確認してみましょう。
以下の条件を全て満たす場合には、時効が成立している可能性があります。
支払期日以降一回も支払いをしていない
裁判、支払督促などの法的措置をとられたことがない
カード会社などから送られてきた書類(未払金があることの確認書類など)にサインをしたことがない
時効が成立しているようであれば、「時効 の援用をする」との通知書をジャックスカードに送り、支払い義務を消滅させることができます。
ただ、本当は時効が成立していないのに誤って時効援用の通知書を送ってしまうと、ジャックスカードから訴訟を提起されて時効の完成を阻止されるなど、やぶ蛇となってしまうおそれもあります。
時効の援用をしようとお考えの場合は、一度弁護士にご相談ください。
なお、ジャックスカードのようなクレジットカード会社は、時効に関する管理をきっちりと行っていますので、そう簡単に時効の成立を見逃すことはありません。
「時効成立まで支払いをせずに逃げ切って、支払い義務を消滅させてしまおう」などと考えて対応を先延ばしにしていると、多額の遅延損害金が発生したところで訴訟な どを起こされてしまい、時効が完成しなくなった上に資産も差し押さえられてしまったということになってしまう可能性が高いです。
支払いができなくなった場合は、速やかに債務整理について検討するなどの対処を行っていきましょう。
借金問題の解決は弁護士・司法書士への相談が最も効果的
ジャックスカードの利用代金を滞納し、自力で支払えないと思ったら、早めに弁護士に相談しましょう。
弁護士や司法書士に債務整理を依頼すれば、ジャックスカードからの督促電話を止めることができますし、返済も一時的にストップさせる ことができます。
カードの利用代金滞納について弁護士に相談すると、以下のような多くのメリットがあります。
カード会社からの督促や取り立てが最短即日で止まる
弁護士や司法書士に債務整理を依頼すると、専門家からカード会社に「受任通知」が送付されます。
貸金業法第21条により、受任通知が届いた債権者は、原則として債務者本人への直接の連絡や取り立て行為ができなくなります。
これにより、連日の電話や郵送物、家族や職場への連絡といった精神的な負担から解放されます。
借金問題の最適な解決方法についてアドバイスを受けられる
債務整理には任意整理、個人再生、自己破産など複数の方法があり、それぞれメリット・デメリット、向き不向きがあります。
弁護士や司法書士は、あなたの借金の状況、収入、財産、家族構成などを踏まえて、どの方法が最も適しているかを判断し、アドバイスしてくれます。
債務整理の手続きを代行してもらえる
債務整理の手続きは複雑で時間もかかります。
特に個人再生や自己破産は裁判所を通す手続きであり、多くの書類作成や裁判所とのやり取りが必要です。
弁護士や司法書士に依頼すれば、面倒な交渉や手続きを代行してもらえるため、専門家に任せることで手続きの負担を大幅に軽減できます。
家族に秘密で相談できる
弁護士には守秘義務があるため、相談内容や依頼した事実が外部に漏れることはありません。
家族や勤務先に知られたくない場合でも、安心して相談できます。
弁護士法人・響が運営する借金減額相談ツールのように、匿名で相談できるツールもあります。
支払いの見通しが立ち、精神的な負担が軽減される
借金問題を一人で抱え込んでいると、どうすれば良いか分からず、精神的に追い詰められてしまうことがあります。
専門家に相談し、解決への道筋が見えることで、不安が軽減され、落ち着いて生活を立て直すことに専念できるようになります。
プロの専門家に相談すれば気持ちも楽になるでしょう。
早期に相談することで、選択肢が多く、生活への影響を抑えられる可能性が高まる
支払いが難しくなった早い段階で弁護士に相談することで、任意整理など、より柔軟で生活への影響が少ない方法で解決できる可能性が高まります。
滞納期間が長引けば長引くほど、取れる手段が限られていき、最終的には自己破産しか選択肢がなくなる場合や、差し押さえを受けてしまうリスクが高まります。
そもそも、支払いができずに時間が経過してしまうと、いずれブラックリストには載ってしまうのですから、早く弁護士に相談をして対応しましょう。
勇気を出して相談することが問題解決への第一歩です。
自分一人で悩まず、プロの専門家に相談すれば気持ちも楽になるでしょう。
0570055877(ジャックスカード)に関するQ&A
最後に、0570055877(ジャックスカード)に関するよくある質問に回答していきます。
Q. 0570055877の電話の内容は?
A. 0570055877からの電話の内容は、基本的に支払日の確認です。
電話に出て支払いできる日にちを伝えるという事務的なものです。
いきなり電話口で怒鳴られることはないので、安心してください。
Q. ジャックスカードを払わないとどうなる?
A. ジャックスカードの返済が1日 でも遅れると、一時的に利用停止になります。
その後も支払いができない状態が続くと、強制解約となり、遅延損害金が膨らみ、ブラックリストに載る、財産差し押さえ などのリスクがあります。
ブラックリストに載った場合のデメリット等は、この記事の前半で詳しく解説しています。
Q. 0570055877は迷惑電話ですか?
A. 0570055877は迷惑電話ではありません。
ジャックスカードの督促電話なので、必ず出るか、折り返すようにしましょう。
ジャックスからの電話連絡に心当たりがない場合、家族の誰かがジャックスのローンやクレジットカードを利用してる場合もあります。
身に覚えがない場合は、この記事の前半の「身に覚えがない場合」の対処法を参照してください。
Q. ジャックスカードの支払い遅れは何日まで大丈夫?
A. ブラックリストに載る基準は、「61日以上の滞納、または3回目の支払い日を超える延滞」がある場合です。
しかし、遅延損害金は返済日の次の日(滞納1日目)から発生します。
返済が遅れるほどリスクは大きくなるので、早めに返済するか、支払いが難しい場合は専門家に相談しましょう。
20日程度の滞納でも一括請求となる可能性があります。
まとめ
0570055877から電話がかかってきた場合、それはジャックスカードからの督促電話である可能性が非常に高いです。この電話はジャックスカードの利用料金が期日までに支払われなかったことを知らせるものであり、決して無視してはいけません。
ジャックスカードの支払いを滞納し、督促を無視し続けると、遅延損害金が膨らむ、自宅や勤務先に連絡がいく、ブラックリストに載る、カードが強制解約される、利用残高の一括請求を受ける、そして最終的には訴訟を起こされて給与や財産を差し押さえられてしまう など、深刻なリスクが生じます。
もし支払いが遅れてしまった場合は、まずはジャックスに折り返し電話をして、支払いができる日や分割払いについて相談しましょう。丁寧に対応すれば、猶予や分割に応じてもらえる可能性もあります。
しかし、どうしても自力での支払いが難しい場合や、他の借金もあって返済の目処が立たない場合は、債務整理も検討してください。債務整理には任意整理、個人再生、自己破産などの方法があり、借金の負担を合法的に減らしたりなくしたりすることができます。
債務整理を検討する場合や、どのように対応すれば良いか分からない場合は、借金問題に強い弁護士や司法書士に相談するのが最も効果的です。専門家に依頼することで、ジャックスからの督促・取り立てがすぐに止まり、ご自身の状況に最適な解決方法についてアドバイスを受けられます。また、複雑な手続きも代行してもらえるため、負担が軽減されます。家族に秘密で相談することも可能です。
一人で悩まず、勇気を出してプロの専門家に相談することが、借金問題解決への第一歩です。多くの弁護士・司法書士事務所では無料相談を受け付けています。まずは気軽に相談してみてはいかがでしょうか。そうして生活を立て直し、新たな生活を始めている方も数多くおられます。
この記事が、0570055877からの電話に不安を感じている方や、ジャックスカードの督促にお困りの方の問題解決の糸口となれば幸いです。
どうか一人で悩まず、無料相談を活用するなどして、一度専門家にご相談ください。